酒造好適米としては「蔵の華」以来、23年ぶりの新品種の誕生となりました。
「吟のいろは」は大粒で心白がよく入る特性の「出羽の里」を父とし、冷害への強さを持つ「げんきまる」を母として交配、育成。
味わいに膨らみがあり、柔らかな酒質に仕上がるとされています。
名称は「吟味」や「吟醸」から一文字を取り、「基本」という意味の「いろは」と合わせ、
また、仙臺藩祖伊達政宗公の長女「五郎八(いろは)姫」が持つ柔らかな印象も重ねています。
淡麗でスッキリした後味となる傾向の「蔵の華」、芳醇で柔らかな口当りとなる傾向の「吟のいろは」。
「吟のいろは」同士で酒蔵の違いを利き比べるも良し、同じ酒蔵で「吟のいろは」と「蔵の華」の利き比べるも良し。
宮城が誇る酒米をどうぞご堪能ください。
■【「吟のいろは」のお酒一覧はこちら】
「日輪田」新酒しぼりたて 第1段!
今年は"吟のいろは"仕込み
全量生もと(きもと)仕込みで醸す、萩野酒造の特約店限定ブランド「日輪田」。
きもと造りは大変手間のかかる方法ですが、山廃・きもとのイメージを変え
気軽に楽しんでいただきたいという蔵元の想いがこめられています。
こちらは「日輪田」きもと造りの第1段の新酒!
今年は宮城の新しい酒米「吟のいろは」を使用しました。
きもとの深い味わいと、しぼりたてならではのフレッシュ感がたっぷりで、
後口は酸味が効いたややドライな味わいです。
◇「日輪田」とは、古代神に捧げる穀物を育てたまるい田んぼのことで、
「お日様」と「田んぼ」の恵みを皆で「輪」になって楽しんでほしいという意味も込められています。
※開栓の際は冷蔵庫で十分に冷やしてから、ゆっくりとご開栓ください。
720mlサイズはこちら
*使用米・・・吟のいろは
*精米歩合・・・60%
*日本酒度・・・・+3~+4
*酸度・・・・1.6
*アルコール度・・・16
宮城・萩野酒造