農家から醸造家まで農醸一体となった焼酎造りを行っている、農業法人八千代伝酒造。
こちらは芋焼酎をメインに醸す「八千代伝」の、麦焼酎「千粒画布 せんりゅうがふ」。
名前の意味は、「千の粒ほど実る豊穣のキャンバス(画布)」です。
蔵近くの自社水田にて、稲作の二毛作で自社栽培した大麦(はるか二条)を使用した麦焼酎で、
"新麦"のうちに、あまり削らない高精麦歩合72%(通常は、60~65%精麦ほど)で仕上げて、カメ壺発酵させ常圧蒸留し仕込みました。
収穫したての"新麦"であれば、高精麦歩合でもオフフレーバーが出にくいため、
本来削られる部分のミネラルを仕込みに使うことができ、原料の風味をより活かすことができます。
また、稲作の二毛作で麦を栽培すると、収穫後の麦わらが次の麹米栽培の良質な肥料となってくれます。
(蔵元より)
田んぼや畑は、私にとってのキャンパス(画布)です。
良い原料を作るため、田畑を見た目にも心地よくキレイに仕上げることはとても大事です。
手塩に掛けた田畑でも、収穫すると一瞬のうちに壊され、また一から作っていくのです。
千の粒ほど実らせる豊穣のキャンパスには無限の喜楽と哀愁があります。
麦の風味、ビスケットのような心地良い甘味も感じられる味わいです。
飲み方はオンザロック、水割りがおすすめです。
酒蔵兼業農家のパイオニア「八千代伝」が醸す渾身の麦焼酎を、どうぞご堪能ください。
原材料:自社栽培の大麦(はるか二条)
麦麹(黒麹) 精麦歩合72% / 常圧蒸留 / 25度
720mlサイズはこちら
鹿児島・八千代伝酒造