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          ふゆ・みず・田んぼ


1998年から、宮城県を発祥の地として「ふゆみずたんぼ=冬期湛水不耕起」なる取り組みがスタートしました。読んで字の如く、冬の水田に水を張ったまま越冬する農法のことです。

 

県内には伊豆沼や蕪栗沼など日本有数の渡り鳥の飛来地があります。

シベリアから日本にやって来る白鳥や雁などの生息地は、湖沼の干拓などにより、かつての三分の一に減少しています。そのため水鳥の生息環境を拡大することを目的に、冬期に水を張ったままの水田で、水鳥が滞在できる場所を用意したのです。

 ところが、この試みは鳥たちを守るだけでなく、農法としても素晴らしいメリットをもたらしてくれました。

 

水を張ることにより、冬の間は雪が積もってもそこだけ早く溶けます。酵母菌、乳酸菌など低温でよく働く菌が活性化するため水温が他より23度高くなる為です。そこに水鳥が集まり、リン酸分を多く含む糞を落とし、水田に残ったわらや稲株は、春にはサヤミドロなど藻類の栄養源となり、天然の堆肥に変わってゆきます。すると自ら田んぼの土の力を強めてゆくという天然の仕組みが生まれるのです。更に水質浄化、水源涵養(かんよう)、地球温暖化ガス抑制など、水田の多面性機能が最大に活かされ地域に貢献されることになります。

 宮城県で始まったこの運動は、今や全国的な広がりを見せ始めています。

 

☆☆   冬期湛水米で醸すということは?  ☆☆

 

今、食の安全が求められている時代。農薬を沢山使った見栄えの良い野菜よりも少し虫が付いている無農薬や減農薬のほうが体のため健康のためには、いいはずです。「ふゆみず田んぼ」の米も農薬を使用しない徹底ぶりです。その代わり農家さんは、夏の草とりなど、かなりの手間隙が掛かるよになりましたが

そのお陰で美味しいだけでなく安心・安全な米のお酒が飲めるのです。

お酒を愛する人・これから愛する未来の人々に原料からこだわりのお酒を皆様にお届けします。

      
          ふゆ・みず・たんぼのお酒